About
ブランドロゴは初めて生活を共にした一匹の猫がモデルです。
事情があり、居場所がなくなって私の元にやってきました。
それから10年余り経った頃、私はアクセサリーを作ってみようと思い立ちました。
しかし目の不調で少々苦労してきただけに、細かい作業に不安を覚えつつも一歩新しいことに踏み出しました。
既に高齢に達していた愛猫の片目に小さな粒状のものができたのは、そんな時でした。
そしてその米粒状のものはあっという間に大きくなり、片目全体をふさぐまでになりました。
腫瘍でした。
なすすべもなく 2か月後、愛猫はこの世から飛び立ちました。
私はと言えば、その後も少しずつアクセサリー制作を学んでいきました。
幸い心配していた目の不調は起きませんでした。
眼科の検診を久しぶりに受けた時のことです。
まず私の右目を診察した医師は感嘆の声を上げました。
「わぁーっ、血管がとてもきれいですねー!」
続いて左目を診た医師は、何か独り言を言って首を傾けている風でした。
私は意外に思いました。
と言うのも常に右目には負担がかかり、長年辛い感覚があったからです。
その右目の血管がきれいだなんて…。
ふと私の脳裏に今は亡き愛猫の顔が浮かびました。
その最期は肥大化した腫瘍がお椀のように完全に片目を覆っていました。
それは右側の目でした。
はっとする思いでした。
ジュエリー制作をするようになった現在
私にはかつての愛猫が身をもって私を助けてくれている気がしてなりません。
猫の目は宝石のようです。
そして猫はキラキラ光るものがとても好きです。
愛猫マグが他界して 10年以上が経過しました。
私の目にその姿が映ることはなくなりましたが、その存在を身近に感じながら
日々ジュエリーを制作しています。
事情があり、居場所がなくなって私の元にやってきました。
それから10年余り経った頃、私はアクセサリーを作ってみようと思い立ちました。
しかし目の不調で少々苦労してきただけに、細かい作業に不安を覚えつつも一歩新しいことに踏み出しました。
既に高齢に達していた愛猫の片目に小さな粒状のものができたのは、そんな時でした。
そしてその米粒状のものはあっという間に大きくなり、片目全体をふさぐまでになりました。
腫瘍でした。
なすすべもなく 2か月後、愛猫はこの世から飛び立ちました。
私はと言えば、その後も少しずつアクセサリー制作を学んでいきました。
幸い心配していた目の不調は起きませんでした。
眼科の検診を久しぶりに受けた時のことです。
まず私の右目を診察した医師は感嘆の声を上げました。
「わぁーっ、血管がとてもきれいですねー!」
続いて左目を診た医師は、何か独り言を言って首を傾けている風でした。
私は意外に思いました。
と言うのも常に右目には負担がかかり、長年辛い感覚があったからです。
その右目の血管がきれいだなんて…。
ふと私の脳裏に今は亡き愛猫の顔が浮かびました。
その最期は肥大化した腫瘍がお椀のように完全に片目を覆っていました。
それは右側の目でした。
はっとする思いでした。
ジュエリー制作をするようになった現在
私にはかつての愛猫が身をもって私を助けてくれている気がしてなりません。
猫の目は宝石のようです。
そして猫はキラキラ光るものがとても好きです。
愛猫マグが他界して 10年以上が経過しました。
私の目にその姿が映ることはなくなりましたが、その存在を身近に感じながら
日々ジュエリーを制作しています。